絵コンテメニュー

Storyboard(絵コンテ)メニューでは、パネル、カット、シーンおよびトランジションを操作できます。 注釈の記録、変更の追跡、プロジェクトプロパティの表示と編集もできます。

コマンド 内容

新規

新規パネル

現在のパネルの後に新規パネルを作成します。

前に新規パネル

現在のパネルの前に新規パネルを作成します。

新規カット

現在のカットの後に新規カットを作成します。

前に新規カット

現在のカットの前に新規カットを作成します。

選択したパネルから新規カット

選択したパネルから新規カットを作成します。

新規シーン

現在のシーンの最後に新規カットとその中に新規パネルを持つ新規シーンを作成します。

メモ プロジェクトに現在シーンがない場合は、絵コンテ全体を1つのシーンにまとめ、絵コンテの最後に新しいシーンを作成します。

選択範囲から新規シーン

現在選択されているカットから新しいシーンを作成します。

メモ
  • プロジェクトに現在シーンがない場合、選択範囲の前のカットはシーンにまとめてられ、選択範囲の後のカットはすべて別のシーンにグループ化されます。
  • シーンにはカット全体が含まれる必要があります。 カット内のいくつかのパネルのみを選択した場合は、カット全体がシーンに含まれます。

新規ビデオトラック

アニマティックに新しいビデオトラックを追加します。

新規オーディオトラック

アニマティックに新しいオーディオトラックを追加します。

新規アクトを開始

現在のカットで新しいアクトを開始します。

メモ このオプションは、Preferences(環境設定)ダイアログボックスのGeneral(全般)タブでアクトが有効な場合にのみ使用できます。

パネルをスマート追加

別のパネルのエレメントを含む新しいパネルを作成します。

選択したパネルを複製

既存のパネルの正確なコピーを作成する必要があるときに、選択したパネルを複製できます。

パネルを削除

選択したパネルを削除します。 最低でも1つのパネルがあるため、空のプロジェクトを持つことは不可能なことに注意してください。

パネル名を変更

1つまたは複数のパネルの名称を同時に変更できます。 デフォルトでは、パネルの名称変更オプションはロックされています。 パネルの名称を変更するには、その前に、Preferences(環境設定)ダイアログボックスでこのオプションをアンロックしなければなりません。 絵コンテの構造についてを参照してください。

カット名を変更

 

シーン名を変更

シーン名を変更できます。 プロジェクトにシーンの追加を開始すると、Panel (パネル)ビューにSequence(シーン)フィールドが表示され、選択したシーンの名称を確認して必要に応じて編集することができます。

カット名とパネル名をロック

カット名とパネル名をロックします。

カット名とパネル名をアンロック

カット名とパネル名をアンロックします。

カットの尺をロック

プロジェクト内のすべてのカットの尺をロックします。 これにより、パネルを追加、複製、または削除するときに、すべてのカットの現在の長さが維持されます。

現在のコマでパネルを分割

現在のパネルを2つに分割して、元のパネルから2つのまったく同じパネルを生成します。 両方のパネルにはレイヤーを含めてすべてのエレメントがあります。 各パネルの長さは、操作を実行するときの赤い再生ヘッドの位置によって決まります

パネルのインポイントを現在のコマに移動

インポイントとアウトポイントを赤い再生ヘッドの位置によって決まる特定のコマに移動することで、パネルの尺と位置を調整できます。

メモ 指定するコマは、インポイントまたはアウトポイントを変更したいパネルの現在位置に含まれていなければならない点に注意してください。

パネルのアウトポイントを現在のコマに移動

コマをパネルに追加

一度に1コマずつパネルの尺を調整できます。

メモ デフォルトでは、パネルの尺を変更すると、パネル内の既存のCamera(カメラ)キーフレームおよびLayer(レイヤー)キーフレームの位置は、パネルの新しい尺に合わせて調整されます。 ただし、キーフレームの位置は常にコマ全体にあるため、パネルの尺を一度に1コマずつ調整するときに、期待どおりに調整されない場合があります。 この動作は、Layer(レイヤー)キーフレームでは変更できません。 Camera(カメラ)キーフレームでのこの動作を変更する手法についての詳細は、キーフレーム同期モードについてを参照してください。
コマをパネルから削除

現在のカットを分割

現在のカットを2つに分割したり、3つの部分に分割したりできます。

カットを分割したとき、デフォルトでは現在のパネルの前に分割されます。

メモ カットを分割するとき、好みで3つの部分に分割し、選択したパネルを切り離すように変更できます。

現在のシーンを分割

シーンを2つに分けます。

選択したシーンに結合

選択した2つのシーンを結合します。

選択したアクトを連結

選択したアクトを結合します。 アクトが分割されたら、いつでもアクトに連結することが可能です。

マーカー

マーカーの追加

現在のコマに新しいタイムラインマーカーを作成します。

マーカーを編集

色を変更したり、現在選択されているタイムラインマーカーにメモを追加したりできます。

マーカーを削除

現在選択されているタイムラインマーカーを削除します。

すべてのマーカーを削除

プロジェクト内のすべてのタイムラインマーカーを削除します。

次のマーカーに移動

タイムラインカーソルをプロジェクト内の次のマーカーに移動します。

前のマーカーに移動

タイムラインカーソルをプロジェクト内の前のマーカーに移動します。
トラック

トラック名を変更

現在選択されているビデオまたはオーディオトラックの名称を変更します。

現在のトラックを削除

現在選択されているビデオまたはオーディオトラックを削除します。

全てのビデオトラックをロック/アンロック

現在ロックされているビデオトラックがない場合は、プロジェクト内のすべてのビデオトラックがロックされます。 少なくとも1つのビデオトラックがロックされていれば、プロジェクト内のすべてのビデオトラックがアンロックされます。

全てのオーディオトラックをロック/アンロック

現在ロックされているオーディオトラックがない場合は、プロジェクト内のすべてのオーディオトラックがロックされます。 少なくとも1つのオーディオトラックがロックされていれば、プロジェクト内のすべてのオーディオトラックがアンロックされます。

全てのビデオトラックを無効/有効

少なくとも1つのビデオトラックが同期されていれば、プロジェクト内の全てのビデオトラックに対する同期が無効となります。 全てのビデオトラックが同期されていない場合、プロジェクト内の全てのビデオトラックが同期されます。

メモ ビデオトラック上で同期が有効となっていると、パネル内のビデオクリップの一つがオフセットまたは移動されている場合、そのアクションと同期するためにこのビデオクリップも共に移動します。

全てのビデオトラックを同期/非同期

少なくとも1つのオーディオトラックが同期されていれば、プロジェクト内の全てのオーディオトラックに対する同期が無効となります。 全てのオーディオトラックが同期されていない場合、プロジェクト内の全てのオーディオトラックが同期されます。

メモ オーディオトラック上で同期が有効となっていると、パネル内のサウンドクリップがオフセットまたは移動している場合、そのアクションと同期するためにこのサウンドクリップも共に移動します。

スナップショットを追加

スナップショットマーカーを追加して、パネル内のどのコマをエクスポートするPDFファイル内に表示するかを指定できます。 デフォルトでは、各パネルの最初のコマだけが、エクスポートするPDFファイルに表示されます。 場合によっては、パネルから特定のコマまたは複数のコマを表示する必要があるかもしれません。

パネルの尺を変更

選択したパネルの尺を変更できます。

トランジションを追加

カット間にトランジションを追加できます。 トランジションが作成されたら、それをカスタマイズできます。

トランジションを削除

選択したトランジションを削除します。

トランジションの尺を削除

選択したトランジションの尺を変更できます。

現在のカットに3Dを有効化

選択したカットを3Dに変換します。これにより、3D空間で2Dレイヤーと3Dレイヤーを移動および回転できます。 たとえ、カットに3Dオブジェクトがない場合でも、Z軸に沿って2Dオブジェクトを移動してマルチプレーン効果を生み出すことができます。 3Dカットでも、Camera(カメラ)ツールを使用して3Dスペースでカメラを移動できます。

メモ カットの3Dへの変換は、選択したカットのみに適用され、プロジェクト全体には適用されません。

カットを2Dにリセット

Storyboard Proはカットを2Dにリセットできます。 実行すると次のことが起こります。

インポートした3Dモデルが削除されます。
3Dカメラ動作が除去されます。
3Dで移動および回転された2Dレイヤーは2Dに戻され、それらのXシートビューは削除されます。

音声注釈を録音

音声注釈を録音できます。 コンピューターとStoryboard Proに正しく接続されたマイクが必要です。

音声注釈が記録された後、Voice Annotations(音声注釈)セクションは注釈の総数を示し、シーン内の現在の音声注釈の順序と、パネルに関連付けられている音声注釈の総数を表示します。 音声注釈を録音すると、それらは上書きされることなくシーンに蓄積されます。 任意の注釈を選択して再生できます。

変更の追跡

自動追跡モード

プロジェクトの変更を自動的に検出し、Thumbnails(サムネール)とTimeline(タイムライン)ビューにビジュアルな通知を追加します。

日付による変更の追跡

日付によって変更を追跡できます。 絵コンテが非常に大きくなった場合は、特定の日に行われた変更を追跡する方が簡単です。 変更の追跡をさらに効率的にするのに役立つオプションを含むSearch by Date(日付による検索)ダイアログボックスを開きます。

変更を検証

Auto Tracking Mode(自動追跡モード)機能を使うと、Validate Changes(変更を検証)オプションを使用してこれらの変更を追跡できます。

Auto Tracking Mode(自動追跡モード)を使用しているときは、プロジェクトに加えた変更を追跡できます。

プロパティ

Project Properties(プロジェクトのプロパティ)ダイアログボックスが開き、そこで、プロジェクトのプロパティ設定を変更できます。