絵コンテの構造について
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絵コンテプロジェクトを構築しまとめるために、パネル、カット、シーンおよびアクトを使用します。 物事を明確にし系統立てるために、これらのプロジェクトエレメントをカスタマイズするオプションが多くあります。
以下は、Thumbnails(サムネール)およびTimeline(タイムライン)ビューにおけるパネル、カット、シーン、およびアクトの例です。
- 1つのパネルは1つのアクションに相当します。 2つ以上の描画によってカット内のアクトを明確に表現する必要がある場合は、複数のパネルを使用することができます。 Camera(カメラ)ビューを示すのは白い長方形です。 デフォルトでは現在のパネルはThumbnails(サムネール)ビューで赤く強調表示されます。
- カットは1つまたは複数のパネルから成ります。 アニメーションでは、カメラアングルが変わるたびに新しいカットを作成する必要があります。 これは実写ではCUT/カットと呼ばれます。言い換えれば、アクションがミディアムCUT/カットからクロースCUT/カットへと移行する場合、各CUT/カットを別のカットにする必要があります。 デフォルトでは、カットの別のパネルはグレーの長方形によって接続されています。
- シーンとは、一緒にグループ化する必要がある一連のカットです。 通常、カットは場所ごとにグループ化されます。 たとえば、ある場所で実施しているすべてのカットは同じシーンとなり、場所が変われば直ちに新しいシーンになる必要があります。 デフォルトでは、青い線がシーンのさまざまなカットを接続します。
- アクトは1つまたは複数のカットとシーンで構成されています。 アクトは通常ストーリーアークを表します。 それはストーリーの中での一定の時間の経過にすることができます。 たとえば、テレビシリーズの前半のすべてのカットは1つのアクトであり、第2アクトはコマーシャルの後です。 ムービー、実写では、さらにはビデオゲームであっても、いくつかの異なるストーリーアークがあります Storyboard Proでは、紫色のフラッグは新しいアクトの開始を示します。