カスタムディレクトリにスクリプトを保存

デフォルトでは、 Harmony Stand Aloneにてユーザー設定またはプロジェクトのscripts(スクリプト)サブフォルダーのいずれかにカスタムスクリプトを保存することができます。

希望であれば、ファイルシステムの特定のカスタムロケーションにスクリプトを保存することも可能です。 これは、TOONBOOM_GLOBAL_SCRIPT_LOCATION 環境変数内のカスタムロケーションにパスを追加することで行うことができます。 この環境変数が設定されると、 Storyboard Proはディレクトリ内でJavaScript (.js) ファイルを探し、Script Editor(スクリプトエディタ)内のスクリプトリストに追加し、ロケーションとしてSystem Variable(システム変数)を設定します。

また、スクリプトを作成したり、インポートしたり、元のStoryboard Proスクリプトを編集可能にする場合、 スクリプトの保存先をプロンプトで尋ねられた際にSystem Variable(システム変数)を選択することで、TOONBOOM_GLOBAL_SCRIPT_LOCATION環境変数内のディレクトリにスクリプトを保存することができます。

共同で作業している環境の場合、このディレクトリを読み取り専用にすることで、特別な権限を持った人のみがディレクトリ内のスクリプトを追加または編集することができるようになります。 Storyboard Proは、ユーザーが変更を加えられるようにする前に、このロケーションにあるスクリプトを編集する権限があるかどうか確認します。 権限がない場合は、 Storyboard Proはユーザーにスクリプトの実行のみを許可します。

環境変数の設定手法は、使用しているオペレーティングシステムにより異なり、また、コンピューターを使用する全員に対し環境変数を設定したいのか、現在のユーザーにのみ設定したいのかによっても異なります。