テクスチャー付きブラシは、アンチエイリアシングを使用していてもいなくてもどちらでもかまいません。 アンチエイリアシングを使用しないと、ブラシストロークは完全に不透明なアートワークしか作成できません。 アンチエイリアシングが有効な場合には、ブラシのフローと不透明度をセットするオプションもあって、様々な仕上げの効果をシミュレートできます。
メモ ベクターレイヤーで作業している場合は、Tip（先端）タブのBrush Type（ブラシタイプ）オプションがTextured Vector Brush（テクスチャー付きベクターブラシ）に設定され、テクスチャー付きブラシオプションが有効になっているか確認します。
ブラシのアンチエイリアシングと透明度設定を構成する手法
- Brush Properties（ブラシプロパティ）ダイアログで、Transparency（透明度）タブを開きます。
- ブラシにアンチエイリアシングまたは透明度を持たせたい場合は、Antialiasing（アンチエイリアシング）オプションを有効にします。
メモ Antialiasing（アンチエイリアシング）オプションが無効になっている場合、Transparency（透明度）設定は全て無効となり、ブラシは完全に不透明なアートワークのみ作成します。
- Maximum Flow（最大フロー）スライダーを用いて、ブラシストロークの一貫性を設定します。 低フローでは、ストロークは四肢に向かって透明になり、中央では不透明になるのに対し、高フローでは、ストロークは常に不透明になります。
- 感圧式ペンタブを使用している場合は、Minimum Flow（最小フロー）スライダーを用いて、ペンを非常に小さな圧力で使用するときに使用したい最大フローの割合を設定します。 ペンにかかる圧力がフローに影響しないようにするには、このパラメータを100％に設定します。
- ブラシストロークの最大不透明度を設定するにはMaximum Opacity（最大不透明度）スライダーを使います。
- 感圧式ペンタブを使用している場合は、Minimum Opacity（最小不透明度）スライダーを使用して、ペンを非常に小さな圧力で使用するときに使用したい最大不透明度の割合を設定します。 ペンにかかる圧力が不透明度に影響しないようにするには、このパラメータを100％に設定します。
- ブラシのFlow（フロー）をランダムにしたい場合は、 、Random Flow（ランダムフロー）設定を0 %を越える任意の値にセットします。
- ブラシのOpacity（不透明度）をランダムにしたい場合は、 Random Opacity（ランダム不透明度）設定を0 %を超える任意の値に設定します。