ベクターレイヤー上でEraser（消しゴム）ツールを使用するときは、ソリッドベクター消しゴムか、またはテクスチャー付きベクター消しゴムが使用できます。 デフォルトで、消しゴムはソリッドベクター消しゴムになります。 ソリッドベクター消しゴムは、ベクターアートワークからそのストロークの形状をカットします。
ベクターのソリッド消しゴムの先端は円形、ひし形、または正方形にすることができ、特定のサイズ、アスペクト比および角度に設定することができます。 また、ベクターのソリッド消しゴムは描画していくにつれStoryboard Proにより自動的に滑らかとなっていきます。
ビットマップレイヤー上で消去する場合は、テクスチャー付き消しゴムしか使えませんが、テクスチャー付き消しゴムをソリッドに表示するよう設定することができます。
- Tools(ツール)ツールバーで Eraser(消しゴム)
ツールを選択するか、またはAlt + Bを押します。
- Tool Properties（ツールプロパティ）ビューで、矢印ボタンをクリックして Eraser Properties（消しゴムプロパティ）ビューを開きます。
Eraser Properties（消しゴムプロパティ）ダイアログが開きます。
- Eraser Type（消しゴムタイプ）ドロップダウンリストにて、Solid Vector（ソリッドベクター）を選択します。
- ブラシチップリストで、Circle（円）、Diamond（菱形） またはSquare（正方形）を選択します。
- Maximum Size（最大サイズ）スライダーを用いて消しゴムの先端の最大サイズを画素で設定します。
- 感圧式ペンタブを使用している場合は、Minimum Size（最小サイズ）スライダを使用して、ペンをごくわずかな圧力で使用するときの消しゴム先端の最大サイズの割合を設定します。 ペンにかかる圧力が消しゴムのサイズに影響しないようにするには、このパラメータを100%に設定します。
- 消しゴム先端のサイズを不均等にしたい場合は、Roundness（丸み）スライダーを使って、消しゴム先端の水平方向のサイズを維持しながら、消しゴム先端を垂直方向に縮小します。
- 消しゴム先端に角度をもたせたい場合は、Angle（角度）スライダーを使って消しゴム先端を回転させます。
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ペンを傾けた際に消しゴムの先端が伸縮してほしい場合は、Pen Tilt Sensitivity（ペンチルト感度）スライダーを用いて先端がどの程度伸縮すべきなのかを設定します。 先端は、設定された割合でペンを傾けた方向に伸縮します。
メモ このオプションは、タブレットおよびペンがチルト感度に対応している場合にのみ機能します。
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ペンを回転する際に消しゴムの先端が回転するするようにしたい場合は、Use Pen Rotation（ペンの回転を使用）チェックボックスを選択します。
メモ このオプションは、タブレットおよびペンがペンの回転に対応している場合にのみ機能します。
- Smoothing（スムージング）タブをクリックします。
- Centerline Smoothing（中心線スムージング）スライダーを使って、Storyboard Proストロークの方向、カーブ、および角に対するスムージングの量を設定します。 設定値を大きくすれば線が不安定になるのを防ぐことができますが、描画精度が低下したり、鋭い角を丸くしたりする恐れがあります。
- Contour Smoothing（輪郭スムージング）スライダーを使って、Storyboard Proストロークの輪郭に対するスムージングの量を設定します。 設定値を大きくすると、鋭い角が丸くなり、結果として得られるベクター形状のコントロールポイントの量が少なくなります。
- Eraser Properties（消しゴムプロパティ）ダイアログを閉じるか、または脇によける