レイヤーを結合する

T-SBFND-007-008

レイヤーを結合するには3つの手法があります。現在のレイヤーをすぐ下のレイヤーとすばやく結合することができます。選択したレイヤー（複数）をすばやく結合することも、Merge Layers（レイヤーを結合）ダイアログボックスを使用して特定のレイヤーを特定のパラメータと結合することもできます。結合されたレイヤーは単一の描画レイヤーになり、他の描画レイヤーと同じように編集してアニメートできます。

Merge Layers（レイヤーを結合）ダイアログボックスを使用すると、結合の結果をより細かく制御できます。結合されたレイヤーの名称を選択したり、ベクターレイヤーかビットマップレイヤーかを指定したり、ソースレイヤーを選択したりすることができます。

注

レイヤーをマージ（結合）すると、結合されているすべてのレイヤーのアニメーションは破棄されます。
ビットマップレイヤーをベクターレイヤーとすばやく結合すると、結果として得られるレイヤーはビットマップレイヤーになります。
3Dオブジェクトを含むレイヤーは結合できません。
非表示レイヤーのアートワークは、マージされたアートワークに追加されません。

Merge Layers（レイヤーを結合）ダイアログボックスを使用してレイヤーを結合する手法

マージ（結合）するレイヤーを選択します。

次のいずれかを行います。

右クリックしてMerge Layers（レイヤーを結合）を選択します。

Layer（レイヤー） > Merge Layers（レイヤーを結合）を選択します。

Merge Layers（レイヤーを結合）ダイアログボックスが開きます。

Name（名称）フィールドで、結合したレイヤーのための名称を入力します。

次のいずれかを選択します:

Vector Layer（ベクターレイヤー）: マージ（結合）されたレイヤーをベクターレイヤーにします。選択範囲にビットマップレイヤーがある場合、それらはその中にビットマップテクスチャーを持つベクター長方形に変換されます。
Bitmap Layer（ビットマップレイヤー）: マージ（結合）したレイヤーをビットマップレイヤーにします。選択範囲にベクターレイヤーがある場合、それらはビットマップに変換されます。

結合したレイヤーがビットマップの場合、Bitmap Layer Canvas（ビットマップレイヤーキャンバス）パラメータを設定します。
- Resolution Factor（解像度因数）: 描画がズームインも拡大もされていないときに表示される各画素について、描画に記録するためのビットマップ画素の比率。描画を拡大またはズームインしたい場合は、このパラメータを大きくします。
- Width Factor/Width（幅因数／幅）:ステージの幅に対するビットマップレイヤーのキャンバスの幅。
- Height Factor/Height（高さ因数／高さ）:ステージの高さに対するビットマップレイヤーのキャンバスの高さ。

結合したレイヤーだけを持つために結合されているレイヤーを破棄したい場合は、Delete Source Layers（ソースレイヤーを削除）オプションのチェックをオンにします。結合されているレイヤーと結合したレイヤーを共に保持したい場合は、このオプションのチェックを外します。

選択したレイヤーの一部である不可視のレイヤーも破棄したい場合は、Remove Invisible Layers（不可視のレイヤーを削除）オプションのチェックをオンにします。不可視のレイヤーは結合されたアートワークに追加されないため、デフォルトでこのオプションのチェックは外されています。

OKをクリックします。