3Dオブジェクトについて

T-SBADV-011-001

Storyboard Proは絵コンテで3Dモデルを使用できるようにします。 プロジェクトが3Dを使用する場合には、プロジェクトのアニメーション用に設計された背景モデルとキャラクターモデルを絵コンテにインポートすることができます。 こうすることにより、すべてのパネルにキャラクターや背景を描画する必要がないので時間を節約できるだけでなく、それらが絵コンテに正確かつ一貫性をもって表示されることを確実にできます。

ライブラリにインポートして必要なパネルにドラッグ&ドロップすることで、3Dモデルをプロジェクトに統合できます。 Storyboard Proのプロジェクトはそれぞれ独自の3Dモデルライブラリを備えています。 モデルの各インスタンスはプロジェクトのライブラリから供給されるため、Storyboard Proではそれを使用する各パネルのためにモデルのコピーを保存する必要がありません。

Storyboard Pro では次のタイプの3Dモデルがサポートされています。

  • Filmbox (.fbx)
  • 3DS Max (.3ds)
  • Wavefront OBJ (.obj)
  • Alembic (.abc)
  • Collada (.dae)
モデルに埋め込まれたテクスチャーとともにパッケージできるため、Filmbox (.fbx)形式の使用をお勧めします。

3Dモデルをカットに統合するには2つの手法があります。 3Dモデルを3Dカットに追加して、3Dオブジェクトのまま完全に操作可能かつアニメート可能にする手法と、または2Dカットにレンダリングする手法です。 これを行うと、3Dモデルはフラットな描画レイヤーにラスタライズされます。 レイヤー自体はアニメートできますが、モデルはパネル全体を通して静的なままです。