脚本をインポートしてキャプションを追加する方法

絵コンテの作成は、プロジェクト用の脚本の執筆から始まります。 Storyboard Proでは、プロジェクトに脚本をインポートできます。 その後、対応する絵コンテパネルに脚本の各パートを保存し、パネルの描画に必要な情報を絵コンテアーティストに提供できます。

デフォルトではパネルごとに4種類のキャプション(ダイアログ、アクションメモ、スラッギング、メモ)を保存できます。 ダイアログとアクションメモは脚本から直接供給できます。メモを使用することでカットタイトルやトランジション、その他の有益な情報を保存できます。

スラッギングのキャプションは通常、絵コンテの作成中に後で追加され、アニマティックのダイアログとアクションに関するタイミングの目安となります。

脚本をインポートする

脚本はStoryboard(絵コンテ)ビューのScript(脚本)フィールドにプレーンテキスト(.txt)、リッチテキストフォーマット(.rtf)またはFinal Draft XML (.fdx)で直接インポートできます。 エディターからのコピー&ペーストやStoryboard(絵コンテ)ビューへの直接入力も可能です。

キャプションを追加する

脚本をインポートしたら、脚本のカットタイトル、アクション、ダイアログに基づいて空のカットとパネルを作成し、次に絵コンテの各パネルのキャプションフィールドに脚本の情報をフィルすることで、絵コンテの基本構造を作成できます。

Storyboard(絵コンテ)ビューで脚本から抜粋を選択し、次にそれをPanel(パネル)ビューのキャプションフィールドにドラッグ&ドロップすることで、選択したテキストを現在のパネルのキャプションフィールドにすぐにコピーできます。

注:カットとパネルの作成方法について詳しくはカットとパネルを追加する方法を参照してください。

Final Draft脚本からプロジェクトを作成する

脚本がFinal Draftで執筆されている場合、カット、空のパネル、事前フィル済みキャプションを備えたプロジェクトを、脚本の構造に基づいて自動的に生成できます。 例えば、Scene Heading(カットタイトル)ごとの新規カットとアクションまたはダイアログごとの新規パネルを備えたプロジェクトを生成し、これらのパラグラフの内容をパネルのキャプションフィールドに保存することができます。これにより、絵コンテプロセスに弾みがつきます。