エクスポート方法

絵コンテまたはアニマティックが完成したら、画像、PDFまたはムービーファイルとしてエクスポートしましょう。サードパーティー製ソフトウェアでムービーを編集するかどうかやスナップショットをエクスポートするかどうかに応じて、Storyboard Proではさまざまなエクスポート形式を利用できます。

PDFをエクスポートする

絵コンテプロジェクトをPDFファイルとしてエクスポートして印刷したりデータを共有したりできます。伝統的な紙の絵コンテの代わりに使用してビジュアルを構成することができます。

QuickTimeムービーをエクスポートする

絵コンテとアニマティックを作成すると、ムービーファイルとしてエクスポートして共有したり、容易にプレイバックして効率的なタイミングリファレンスに使用したりできます。ムービーファイルを異なる形式(QuickTime、SWFムービー(Flash)、JPEG、TARGA)や画像シーケンスとしてエクスポートすることができます。

Toon Boomへエクスポートする

Storyboard Proを使用すると、Harmonyシーンファイルとしてアニマティックをエクスポートできます。絵コンテプロジェクト全体またはシーンの選択範囲をエクスポートできます。エクスポートの準備が完了するとエクスポート先のソフトウェアで開くことができます。エクスポートしたファイルは、この新規シーンを最初に保存する際に使用したソフトウェアに応じて適切な形式に変換されます。エクスポートされる絵コンテのエレメントはレイヤー、レイヤーモーション、カメラ動作です。

  1. Destination Path(宛先パス)で絵コンテプロジェクトを保存するフォルダーを選択します。正確なパスを入力するか、Browse(参照)ボタンを使用してシステムの特定のフォルダを参照します。Storyboard Proではエクスポート中に複数のファイルが生成されるため、エクスポートするプロジェクト用のフォルダーを作成する必要があります。
  1. Export Type(エクスポートタイプ)セクションでエクスポートしたいToon Boomアニメーションソフトウェアを選択します。
注: エクスポートがHarmony Server用に作成されるかHarmony Stand Alone用に作成されるかを決定するには、形式メニューで、スタンドアロンエクスポートならOffline(オフライン)オプションを、サーバー形式ならTo Database(データベースに)を選択します。使用しているHarmonyのバージョンに応じて7.8または9.2以降を選択します。
  1. 次のオプションのいずれかを選択します:
レンダリング済みアニマティック: エクスポートします絵コンテはビットマップ画像にレンダリングされてAnimate/Animate Pro/Harmonyシーンにエクスポートされます。絵コンテ内の各シーンにAnimate/Animate Pro/Harmonyシーンが作成されます。内容に3Dが含まれるものをAnimateAnimate ProまたはHarmony 9.2以前にエクスポートする場合はこのオプションを使用します。ビットマップ描画レイヤーが含まれるものをHarmonyにエクスポートする場合も同様です。
エクスポー トするオリジナルシ ーンを選択して、あなたのOriginal Scene(オリジナルシーン)を選択してプロジェクト内の絵コンテをエクスポートします。ベクター描画、レイヤー、カメラ設定は現状のまま保持されます。絵コンテ内の各カットまたはシーンにHarmony/Animateシーンが作成されます。
  1. Open document/folder after export(エクスポート後にドキュメント/フォルダーを開く)オプションを選択して、準備ができたファイルを表示します。

FBXにエクスポートする

FBX形式のストーリーボードのプロジェクトのエクスポート 絵コンテプロジェクトをFBX形式でエクスポートすることで、モーションデータ(エレメントモーションまたはカメラアングル/ズーム)とシーン内の2Dおよび3Dエレメントを保存することができます。FBXにエクスポートすれば、サードパーティー製3Dアプリケーションで絵コンテのエレメントを開き作業を続行できます。Storyboard Proでの作業完了後、これらのエレメントをエクスポートできる形式はFBXだけです。通常これらのエレメントをStoryboard Proに戻すことはできません。