画像をシーンとしてインポートする
T-SBADV-009-001
1つまたは複数のイメージをインポートして、 Storyboard Pro が自動で新しいシーンを作成するように設定することができます。これは、背景やスキャンした絵コンテなど、含む必要のあるビットマップイメージがある場合に便利です。
サポートされている画像形式は:.bmp、.jpg、.omf、.opt、.pal、.png、.psd、.scan、.sgi、.tga、.tif、.tvg、.yuvです。
イメージをシーンとしてインポートする方法
- ファイル > インポート > シーンとしての画像 を選択します。
画像ファイル選択ダイアログボックスが開きます。
- 必要な画像を参照し、1つまたは複数の画像を選択し、 Open をクリックします。
画像がインポートされ、新しいシーンが作成されます。
メモ: デフォルトでは、 Storyboard Pro でイメージをインポートする際、ベクトルレイヤーにインポートされます。ベクトル化オプションの、表示ダイアログの環境設定を有効にすると、より多くのベクトル化オプションにアクセスできます—参照 イメージをレイヤーとしてインポートする 。
自動挿入
シーンとして画像をインポートする機能を使用すると、スキャン時にビットマップ画像に名規則を使用することで、少し時間を節約できます。次の方法で名前を付けたビットマップイメージを持つと、 Storyboard Pro にインポートする際、アクト/シーン/パネル/レイヤーが作成されます。
自動挿入の使い方
- イメージをスキャンするときは、次の例に従って名前を付けます:
<name>-A#-S#-E#-P#-L<layer name>.<extension>
- 名前:これが、プロジェクト名になります。この文字列は Storyboard Pro プロジェクトには挿入されませんが、必須です。
- A:画像が配置されるアクトを示します。
#
をアクトの番号に置き換えます。- S:画像が配置される最初の(または唯一の)シーンを示します。
#
を最初のシーン番号でこの画像が使用されるように置き換えます。- E:(オプション属性)イメージを複数のシーンに含める場合は、
S
属性と一緒にこの属性を使用します。#
を最後のシーン番号でこの画像が使用されるように置き換えます。- P:(オプション属性)この属性は、画像を配置するパネルを示すためのものです。
#
をシーン内のパネル番号に置き換えます。- L:(オプション属性)この文字列は、画像が配置されるレイヤー名を示すためのものです。
#
をシーン内のレイヤー番号に置き換えます。
- ファイル > インポート > 画像を シーンとして… を選択し、イメージが保存されているコンピュータ上の場所を参照します。
次の2つの例は、自動挿入を使用する方法です:
自動挿入の使い方
- 描画はスキャンされ、このような名前が付けられます:
‣ | RocketRodeo-A1-S103-P1-LBackground.jpeg |
‣ | RocketRodeo-A1-S103-P2-LBackground.jpeg |
‣ | RocketRodeo-A1-S103-P3-LBackground.jpeg |
‣ | RocketRodeo-A1-S104-P1-LCity.jpeg |
- 次に ファイル > インポート > 画像をシーンとして・・・ コマンドを使用しインポートします。 Storyboard Pro プロジェクトでは次の順序でインポートされます:
Eパラメータを使用した自動挿入の使用方法
- スキャンされた描画には、このような名前が付けられます:RocketRodeo-A1-S100-E102-P1-LBG.jpeg.
- 次に ファイル > インポート > 画像をシーンとして・・・ コマンドを使用しインポートします。イメージは、パネル1の、シーン5~7、アクト1の 背景というレイヤーに配置されます: