サウンドトラックのエクスポート
Storyboard Pro では、プロジェクトのサウンドトラックをオーディオ.wavファイルにエクスポートことができます。 様々なサウンドトラックを、1つのオーディオファイルとしてエクスポートしたり、全てのサウンドトラックを別々にエクスポートすることができます。
サウンドトラックをエクスポートする方法
- ファイル > エクスポート > サウンドトラック を選択します。
サウンドトラックのエクスポートウィンドウが開きます。
- 保存先パスセクションで、ブラウズ ボタンをクリックします。エクスポートされた、サウンドトラックを保存するフォルダを選択し、名前を付けます。
- ファイルパターンフィールドでは、独自のパターン名を設定できます。 デフォルトのファイルパターンは %t-A%n.wav. です。
- %t = プロジェクトのタイトル
- %n = サウンドトラックの番号
たとえば、 Rocket Rodeo、 というプロジェクトのサウンドトラックを別々にエクスポートすると、結果のオーディオファイルの名前は次のようになります:Rocket Rodeo-A1.wav
, Rocket Rodeo-A2.wav
, Rocket Rodeo-A3.wav
などです。
- オプションセクションで、ソフトウェアでサウンドトラックを処理する方法を選択します:
- サウンドトラックを個別に処理: 個々のサウンドトラックとして、エクスポートする様々な音のレイヤーをエクスポートします。
- すべてのサウンドトラックを結合: すべてのサウンドレイヤーを1つのサウンドトラックにマージ(結合)します。
- サウンドをブレーク: サウンドレイヤーをコンプリートなサウンドトラックとして書き出します。サウンドレイヤーを個別にエクスポートするかマージするかによって、「1つのサウンドトラックがエクスポート」されるか、「レイヤーごとに1つのサウンドトラックがエクスポート」されます。
- シーン毎にサウンドをブレーク: サウンドトラックを、シーンごとにサウンドファイルに分割します。サウンドレイヤーを個別にエクスポートするか、マージしたかに応じて「1つのサウンドトラックがシーンごと」にエクスポートされるか、「レイヤーごとに1つのサウンドトラックがシーンごと」にエクスポートされます。
- シーケンス毎にサウンドをブレーク: シーケンスごとに、サウンドファイルでサウンドトラックを分割します。サウンドレイヤーを個別にエクスポートするか、マージしたかに応じて、「1つのサウンドトラックが、シーケンスごと」にエクスポートされるか、「1つのレイヤーにつき、1つのサウンドトラックがシーケンスごと」にエクスポートされます。
- アクト毎にサウンドをブレーク: サウンドトラックを演技ごとのサウンドファイルに分割します。サウンドレイヤーを個別にエクスポートするか、マージするかに応じて、「1つのサウンドトラックが1つのアクションごと」にエクスポートされるか、「1つのレイヤーにつき1つのサウンドトラックが1つのアクションごと」にエクスポートされます。
- サウンドの設定セクション:
- サンプルレート: Khz のサンプルレート値を選択できます。値を大きくすると、音質は向上しますが、ファイルが重くなります。
- ビット深度: オーディオファイルのビット深度を、8または16ビットに設定します。ビット値が高いほど音質は良くなりますが、ファイルは重くなります。
メモ: Windows では、オーディオはQuickTime Playerがインストールされていない限り、16ビットでしかエクスポートできません。
- チャンネル: エクスポートされた、オーディオファイルのチャンネルを、モノラルまたはステレオに選択できます。
- エクスポート範囲セクション:
- すべて: 絵コンテのすべてのサウンドトラックをエクスポートします。
- 選択済みシーン: このオプションを選択し、「選択」 をクリックして、エクスポートする特定のシーンを選択できる、シーンピッカー ダイアログボックスを開きます。プロジェクトにシーケンスが含まれている場合は、シーケンスごとにシーンを選択することもできます。
- 現在シーン: 現在選択されているシーンの、サウンドトラックのみをエクスポートします。
- エクスポート後に フォルダーを開く オプションを選択すると、エクスポートが完了したときにファイルが保存されるフォルダを開きます。