ビデオクリップについて
ビデオクリップとは、プロジェクトのビデオトラックに追加してアニマティックで表示できるようにするための画像およびムービーファイルです。
画像ファイルをビデオクリップとしてインポートすると、設定された時間だけ静止画像を表示するクリップが作成されます。ムービーファイルをビデオクリップとしてインポートすると、ビデオがインポートされ、そのままアニマティックで再生されます。ただし、ムービーファイルにオーディオトラックが含まれている場合には、Storyboard Pro によって無視されます。
サウンドクリップをオーディオトラックに保存しなければならないのと同様に、ビデオクリップもビデオトラックに保存する必要があります。それらはアニマティックの中でいつでもキューを出すことができ、必要であれば最初と最後はクロップことができます。
パネル内のレイヤーと同じように、ビデオクリップも移動、サイズ変更、回転が可能で、不透明度を調整したり、アニメートすることもできます。しかし、パネル内のレイヤーとは異なり、ビデオクリップはカメラ動作には影響されません。
ビデオクリップは、アニマティックの構造からは完全に独立しています。複数のパネル、カット、さらにはアニマティック全体にまたがることができ、パネルの途中で開始および終了することもできます。
ビデオクリップは、3DXシートビューの対象にはなりません。したがって、ステージの奥深く前後に移動することはできません。ただし、ビデオトラックは絵コンテトラックの上または下に配置できます。絵コンテトラックの上にあるビデオトラック内のクリップは、常に絵コンテ内のアートワークとオブジェクトの上に表示され、絵コンテトラックの下にあるビデオトラック内のクリップは、常にその後ろに表示されます。