アクト、カット、パネル、レイヤーとしての画像を自動的に挿入する

Import Images as Scenes(カットとして画像をインポート)を使用する場合、インポートした各画像を適切なアクト、シーン、カット、パネルに自動的に挿入することができます。このダイアログを用いて、新しいアクト、カット、パネルを画像から生成したり、既存のアクト、カット、パネルに画像を自動挿入したりすることができます。また、同じ場所に複数の画像を挿入することもできます。

これは以下のパターンを使用して画像に名称を付けることで可能となります:

<ProjectName>-A#-S#-E#-P#-L<LayerName>。<extension>

パターンの仕組みは次のようになっています:

  • <ProjectName>: これはプロジェクトの名称です。この文字列はStoryboard Pro プロジェクトに挿入されませんが、必須です。
  • A: 画像が挿入されるアクトを示します。#をアクトの番号に置換します。
  • S:画像が挿入されるカットを示します。#を画像が挿入されるべきカットの番号や名称に置換します。
  • E: このパラメータはオプションです。連続するいくつかのカットに同じ画像を挿入したい場合は、このパラメータを使用して画像を挿入する最後のカットを示すことができます。画像は、パラメータSにより示されたカットから、パラメータEにより示されたカットまで、すべてのカットに挿入されます。#をこの画像が使用される最後のカットの番号または名称と置換します。
  • P:このパラメータはオプションです。どのパネルに画像が挿入されるのかを示します。#をカット内のパネル番号と置換します。
  • L:このパラメータはオプションです。画像が挿入されるレイヤーの名称を示します。<LayerName>をカット内のレイヤー番号と置換します。
重要ファイル名を設定する際にスペースを使用しないでください。プロジェクト、カット、レイヤーの名称に複数の単語を使用したい場合は、下線 (_)を使用します。

例として、以下の名称のついた画像があるとします:

  • RocketRodeo-A1-S103-P1-LBackground.png
  • RocketRodeo-A1-S103-P2-LBackground.png
  • RocketRodeo-A1-S103-P3-LBackground.png
  • RocketRodeo-A1-S104-P1-LCity.png

カットとしてこれらをインポートすると、以下のような結果となります:

パラメータEを使用することによって、複数のカットに1種類の画像を挿入することができます。例として、以下の名称を画像に付けたとします:

  • RocketRodeo-A1-S100-E102-P1-LBG.png

これをインポートすると、以下のような結果となります: