描画をフラット化する

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Storyboard Pro で、ベクターレイヤー内部のストロークは独立しています。特定のストロークを選択し、その位置、拡大縮小率、回転、傾き、色などをいつでも好きなときに編集できます。ただし、この柔軟性によって、特に描画に多くのストロークがある場合(スケッチ時によくある)、使用されるメモリとリソースの量が増加します。

すべての描画を同時にフラット化できます。ただし、描画時に特定の描画を意識的にフラット化したり、さらには描画後にそれらを選択したりすることで、部分的な柔軟性を維持しながら必要なファイルサイズとリソースを最小限に抑えることができます。同じレイヤー上の重なっている領域を使用して同じ色のすべてのストロークを取り、それらをフラット化してベクター輪郭を持つ単一の描画を作成できます。

同色の鉛筆線はまとめてフラット化できます。線に複数の色が使用されている場合は、複数の線セットが作成されます。鉛筆線のサイズはフラット化に影響しません。

Tools(ツール)メニューにFlatten(フラット化)オプションを使用するとき、Storyboard Pro は自動的にすべてのテクスチャーを切り取り、目に見えないテクスチャー領域を削除することによって描画サイズを縮小します。