Final Draftの脚本からプロジェクトを作成する

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絵コンテ作成と脚本作成は密接に関係しています。Storyboard Pro により、Final Draft(最終ドラフト)スクリプトを用いて新しい Storyboard Pro プロジェクトを作成することができます。脚本の構成を基に、プロジェクト内のカット、パネル、およびトランジションをすべて自動生成し、生成された各パネルに適切なキャプション フィールド内に、カットの見出し、キャラクター、セリフ、およびアクションをすべて挿入できます。

次の手順では、一般的なFinal Draft(最終ドラフト)スクリプトをインポートし、自動的にカットとパネルに分割する手法について詳しく説明します。スクリプトは実際には「パネルごとに」書かれることはなく、すべてのスクリプトは異なるペースで構造化されているので、最適な結果を得るために異なる設定を試す必要があるかもしれません。また、ストーリーのペースに最も合うように自動生成されたパネルをいくつか手動で結合または分割する必要があるかもしれません。

注意事項
  • Storyboard Pro はAnimation(アニメーション)用語ではなく、環境設定ダイアログのGeneral(全般)タブで利用可能な、Live Action(ライブアクション)用語を使用することを好みます。この環境設定により、Storyboard Pro ユーザーインターフェースにて次の用語が置き換えられています。

    • 用語Scene(カット)Shot(CUT/カット)になります。
    • 用語Sequence(シーン)Scene(カット)になります。

    以下の手順では、該当する場合は両方の用語設定の用語を指定します。

  • Final Draft(最終ドラフト) 7 以前を利用している場合、 Storyboard Pro がFinal Draft(最終ドラフト) 7以前(.fdr)のネイティブファイル形式に対応していないため、Taggerを用いて.xml形式でスクリプトをエクスポートしなければなりません。