コンフォメーションについて
T-SBANIM-006-002
Storyboard Pro では、 Storyboard Pro プロジェクトをAppleのサードパーティ編集ソフトウェアであるFinal Cut Pro、またはAvidのサードパーティ編集ソフトウェアであるMedia Composerにエクスポートすることができます。それから、Conformation(コンフォメーション)機能を使って編集を加え、その変更をStoryboard Pro プロジェクトにインポートしなおすことができます。コンフォメーションのエクスポートは、アニマティックプロジェクト構造全体およびパネルの画像を含む、XMLファイルまたはAAFファイルを生成します。その後、XMLをFinal Cut Proに、AAFをMedia Composerにインポートして、アニマティックを再作成することができます。
また、パネルの変更を追跡したり、追跡したパネルだけをエクスポートしたりすることもできます。
エクスポートされるもの:
- 合成最上部にクリップとしてエクスポートされているパネル。パネル最初のコマのレンダリングは、ソース画像として使用されます。
- (XMLのみ)レイヤーは、ネストしたクリップに個々にエクスポートできます。レイヤーモーションキーフレームもエクスポートされます。
- トランジションの種類と期間。
- サウンドクリップ(開始/終了フレーム)、音量のキーフレーム、およびゲイン値。
- カメラ動作はクリップアニメーションとしてエクスポートされます。
- オプションで、すべてのカットの最初のコマをマーカーとしてエクスポートできます。
- オプションで、パネルキャプションをクリップメタデータとしてエクスポートできます。
- オプションで、カット参照トラックをエクスポートできます。このトラックの各クリップは、 Storyboard Pro のカットを表します。
- 他のメタデータは、パネルID、トランスフォメーションデータ、プロジェクト解像度などコンフォメーションを可能にするためにエクスポートされます。
コンフォームしているもの:
- パネルの順序と期間。
- パネルの複製。元のパネルは複製されます。
- パネルの削除。元のパネルは削除されます。
- 新しいクリップは新しいパネルとしてコンフォームされ、ソース画像がインポートされます。
- (XMLのみ) ネストされたシーンの新しいレイヤーは、新しいレイヤーとしてコンフォームされ、ソース画像はインポートされます。
- トランジション期間の変更。
- トランジションの種類の変更は、Storyboard Pro によってサポートされている場合にはコンフォームされます。
- 未知のトランジションはディゾルブとしてインポートされます。
- クリップアニメーションの調整は、カメラ動作としてコンフォームされます。コンフォームされると、カメラ動作は最適化され、冗長なキーフレームは削除されます。
- (XMLのみ) ネストしたクリップ内のクリップアニメーションの調整は、レイヤー動作としてコンフォームされます。
- サウンドクリップの開始時間と期間の変更。
- サウンドクリップを追加/コピー/移動/削除します。
- サウンドトラックを削除または追加します。
- 音量キーフレームおよびゲイン効果を追加/削除/更新します。
注プロジェクトにビデオトラックが含まれている場合、それらはコンフォメーション用にエクスポートされず、編集されたシーンをインポートしても影響を受けません。