Storyboard Pro からエクスポートされたCSVファイルを編集
外部のスプレッドシートエディタにあるCSVファイルを開き編集する手法は、使用するソフトウェアにより異なります。CSVファイルをサポートする最も一般的なスプレッドシートエディタはMicrosoft Excel、LibreOffice Calcおよび
Google Sheetsです。
以下は、CSVファイルを編集するためにスプレッドシートエディタを使用する際に従うべきガイドラインとなっています:
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Microsoft Excelは中国語・日本語・韓国語など非ラテン文字を表示はしますがCSV形式に保存しません。そのため、スプレッドシートエディタでCSVファイルを編集する際にキャプションが非ラテン文字を使用する場合は、LibreOffice CalcまたはGoogle Sheetsを使用してください。
- 他のソフトウェアを使用したい場合、まずそのソフトウェアでエクスポートされたCSVファイルを開き、コピーとして保存した後に Storyboard Pro プロジェクトにそのコピーをインポートしてみることで予期せぬ問題が生じるかどうか見てみる必要があります。
- Microsoft ExcelおよびLibreOffice CalcではCSVファイルを直接開くことができます。Google SheetsでCSVファイルを開くには、自身のドライブにアップロードし、閲覧した後に、上部付近に表示されるOpen with
Google Sheets(Google Sheetsで開く)をクリックします。 -
CSVファイルを開く際、以下の情報を提供するよう促される場合があります:
- Character Set / File Origin / Encoding(キャラクターセット/ファイル元/コード化): Export to CSV(CSVにエクスポート)ダイアログのEncoding(コード化)ドロップダウンで選択されているキャラクターセットの名称です。Storyboard Pro でエクスポートされたCSVファイルに対するデフォルトのコード化はUTF-8です。
- 区切りまたは固定幅: Storyboard Pro によりエクスポートされるCSVファイルは常に区切られています。
- セパレーター/区切り文字:これはフィールドを分離する文字のことで、Export to CSV(CSVにエクスポート)ダイアログのField Separator(フィールドセパレーター)ドロップダウンにて選択することができます。デフォルトで、 Storyboard Pro によりエクスポートされるCSVファイルはカンマ(,)により分離されます。
- String Delimiter / Text Qualifier(文字列の区切り文字/テキストの限定) Storyboard Pro によりエクスポートされるCSVファイルは引用符 (")を用います。
- スプレッドシートにおいて、キャプション内の改行は新しい行の記号である\nで表されます。
- Microsoft ExcelおよびLibreOffice Calcは、CSV形式よびも多くの情報を保管することのできるそれぞれのスプレッドシート形式を用いてファイルを保存するよう促す場合があります。ですが、 Storyboard Pro はCSV形式でのみスプレッドシートにインポートすることができます。そのため、スプレッドシートはCSV形式で保存するように注意してください。
- Google Sheetsは、変更を加える際、自動的にXLSX形式でスプレッドシートを保存します。トップメニューからFile(ファイル) > Download(ダウンロード) > Comma separated values(カンマ区切り値) (.csv、現在のシート)を選択することでCSV形式でシートを修正することができます。