3Dオブジェクトの拡大縮小係数について
T-SBADV-011-003
Maya、Cinema4D、Blenderなどの3Dモデリングアプリケーションで作成された3Dオブジェクトをインポートすると、3Dオブジェクトは、Storyboard Pro で意図したよりもはるかに大きくまたは小さく見えることがあります。したがって、正しい比率になるように拡大または縮小する必要があります。これは、3DモデリングアプリケーションがStoryboard Pro とは異なる基本単位を使用するからです。例えば、Autodesk Mayaはセンチメートルで機能し、Blenderはメートルで機能しますが、Storyboard Pro はフィールドで機能します。
各パネルにおいてマニュアルで3Dモデルを拡大縮小するのではなく、3Dモデルをインポートする前にライブラリからそのまま3Dモデルに拡大縮小係数を追加することができます。追加すると、そのモデルをプロジェクトのパネルのいずれかにインポートする際はいつでも、その倍率に従って既に拡大縮小されるため、毎回手動で拡大縮小する必要はありません。
いつでも、3Dモデルの倍率を変更することができます。ただし、3Dモデルの倍率を変更すると、すでにインポートされているすべてのパネルでサイズが変わります。そのため、複数のパネルに3Dモデルを追加する前に、拡大縮小係数が最適化されていることを確認することが大切です。数枚のパネルで3Dモデルのサイズを調整するだけで、表示されるすべてのパネルで調整する必要があるわけではない場合は、代わりにLayer Transform(レイヤーXシートビュー)ツールを使用して手動でサイズを調整する方がよいかもしれません。Layer Transform(レイヤーXシートビュー)ツールは、現在のパネルのサイズにのみ影響します。
3Dモデルでテンプレートを作成する場合、3Dモデルの倍率は保持されます。同じように、絵コンテをHarmonyカットにエクスポートしてもそれは保持されます。