スクリプトのテスト

Script Editor(スクリプトエディタ)ツールバーおよびメニューで利用可能な Run(実行)コマンドを用いてスクリプトをテストすることができます。Run(実行)コマンドは、スクリプトの一つまたはスクリプトの全体における特定の機能を実行することができます。Run(実行)コマンドが実行するために設定されているものをtarget(ターゲット)といいます。

Run(実行)コマンドが実行すべきスクリプトおよび機能を選択するには、 Set Target(ターゲット設定)コマンドを用いる必要があります。これが完了すると、 Run(実行)コマンドを利用するたびにターゲットとして設定された機能が実行されます。後で他の機能またはスクリプトをテストする必要がある場合は、 Set Target(ターゲットを設定)コマンドを再び用いてターゲットスクリプトおよび機能を変更する必要があります。これにより、あるスクリプトに取り組んでいる際に、スクリプトまたは機能に一つずつ取り組み、何度もテストすることができるようになります。

注意事項
  • ターゲットを始めに設定せずに Run(実行)コマンドを用いると、ターゲットを設定するようプロンプトで指示されます。選択されたターゲットは Set Target(ターゲットを設定)コマンドで変更されるまで同じターゲットが設定されます。
  • ターゲットスクリプトおよび機能は Debug (デバッグ)コマンドにも用いられます。
  • 特定の機能を実行するのではなく、包括的にスクリプトを実行するには、<Nothing(なし)>をターゲット機能として選択することができます。
  • 包括的にスクリプトを実行することはできますが、包括的にスクリプトを実行させるようなツールバーボタンを作成することはできません。ツールバーボタンはスクリプト内の特定の機能のみを実行することができます。そのため、スクリプトを包括的に実行するのは、テスト目的に限定されます。