スクリプトのテスト
Script Editor(スクリプトエディタ)ツールバーおよびメニューで利用可能な Run(実行)コマンドを用いてスクリプトをテストすることができます。Run(実行)コマンドは、スクリプトの一つまたはスクリプトの全体における特定の機能を実行することができます。Run(実行)コマンドが実行するために設定されているものをtarget(ターゲット)といいます。
Run(実行)コマンドが実行すべきスクリプトおよび機能を選択するには、 Set Target(ターゲット設定)コマンドを用いる必要があります。これが完了すると、 Run(実行)コマンドを利用するたびにターゲットとして設定された機能が実行されます。後で他の機能またはスクリプトをテストする必要がある場合は、 Set Target(ターゲットを設定)コマンドを再び用いてターゲットスクリプトおよび機能を変更する必要があります。これにより、あるスクリプトに取り組んでいる際に、スクリプトまたは機能に一つずつ取り組み、何度もテストすることができるようになります。
注意事項
- ターゲットを始めに設定せずに Run(実行)コマンドを用いると、ターゲットを設定するようプロンプトで指示されます。選択されたターゲットは Set Target(ターゲットを設定)コマンドで変更されるまで同じターゲットが設定されます。
- ターゲットスクリプトおよび機能は Debug (デバッグ)コマンドにも用いられます。
- 特定の機能を実行するのではなく、包括的にスクリプトを実行するには、<Nothing(なし)>をターゲット機能として選択することができます。
- 包括的にスクリプトを実行することはできますが、包括的にスクリプトを実行させるようなツールバーボタンを作成することはできません。ツールバーボタンはスクリプト内の特定の機能のみを実行することができます。そのため、スクリプトを包括的に実行するのは、テスト目的に限定されます。
スクリプトのテスト手法
- テストしたいスクリプトを現時点で編集している場合、エディタの下にあるSave(保存)ボタンをクリックして保存します。
-
次のいずれかの操作を行います:
- Script Editor(スクリプトエディタ)ツールバーにて、 Set Target(ターゲットの設定)ボタンをクリックします。
- Script Editor(スクリプトエディタ)の左上隅にある Menu(メニュー)ボタンをクリックし、Play/Debug(再生/デバッグ) > SetTarget(ターゲットの設定)を選択します。
全てのスクリプトおよび現在のスクリプトにおける全ての機能をリスト化したダイアログが表示されます。
- ダイアログのFiles(ファイル)リストにて、テストしたいスクリプトを選択します。
-
ダイアログのFunctions(関数)リストにて、テストしたい機能を選択します。
注包括的にスクリプト全体をテストしたい場合は、<Nothing(なし)>機能を選択します。
- OKをクリックします。
- 次のいずれかを行い、そのターゲット機能を実行します。
- Script Editor(スクリプトエディタ)ツールバーにて、 Run(実行)ボタンをクリックします。
- Script Editor(スクリプトエディタ)の左上隅にある Menu(メニュー)ボタンをクリックし、Play/Debug(再生/デバッグ) > Run(実行)を選択します。