Brush（ブラシ）ツールと同様に、Pencil（鉛筆）ツールもテクスチャーをサポートしています。 しかし、ブラシテクスチャーと鉛筆テクスチャーの働きには重要な違いがあります。
一つには、鉛筆線テクスチャーは鉛筆線の幅と方向に関して適用されます。 たとえば、破線テクスチャーを使用してスパイラルを描画すると、破線はスパイラルのカーブに沿って表示され、同じテクスチャーを使用して太い線を引くと、ダッシュは長く太くなります。
色と同様に、鉛筆のテクスチャーはカットの特別なパレットに保存されます。 ブラシテクスチャーはビットマップデータとしてアートワークに保存されるのに対し、鉛筆テクスチャーは、鉛筆線をパレット内の鉛筆テクスチャーにリンクすることによってアートワークに保存されます。 つまり、鉛筆線を拡大縮小または微調整すると、新しい線の形状と元のテクスチャーに基づいて鉛筆テクスチャーが更新されます。 これはまた、既存の鉛筆線に適用されている鉛筆テクスチャーを変更したり、まだテクスチャーがない鉛筆線にテクスチャーを適用したりできることを意味します。
鉛筆線テクスチャーは、Line（線）、Rectangle（長方形）、Ellipse（楕円）およびPolyline（ポリライン（折れ線））ツールでも使用できます。これらのツールは鉛筆線も描画するからです。