描画の手法

カットを作成すると、カットにはデフォルトのDrawing（描画）レイヤーが表示され、そこですぐに描画を開始できます。

メモ描画スタイルや何に慣れているかによって、Brush（ブラシ） ツールまたはPencil（鉛筆）ツールでの描画を好むかもしれません。 これらのツールの違いについては、カットを作成すると、カットにはデフォルトのDrawing（描画）レイヤーが表示され、そこですぐに描画を開始できます。を参照してください。

  1. Timeline（タイムライン）またはXsheet（タイムシート）ビューで、描画レイヤーの最初のセルをクリックします。

  1. Brush（ブラシ） ツールで描画したい場合は、次のいずれかを実行してください。

    • Tools（ツール）ツールバーでBrush（ブラシ）ツールを選択します。
    • トップメニューでTools（ツール） > Brush（ブラシ）を選択します。
    • Alt + Bを押します。

    Pencil（鉛筆）ツールでも描画してみたい場合は、次のいずれかを実行してください。

    • Tools（ツール）ツールバーでPencil（鉛筆）ツールを選択します。
    • トップメニューでTools（ツール） > Pencil（鉛筆）を選択します。
    • Alt + /を押します。
  1. Tool Properties（ツールプロパティ）ビューのPresets（プリセット）リストで、使用するブラシまたは鉛筆プリセットを選択します。
  1. Maximum Size（最大サイズ）スライダーを使用して、ブラシまたは鉛筆の希望するサイズを選択します。
  1. カラーを選択するには、Colour（カラー）ビューで使用するカラーをクリックします。 カラーの作成および編集方法についての詳細は、カラースウォッチの作成または編集方法をご覧ください。

  1. Drawing （描画）またはCamera（カメラ）ビューで描画を開始します。

  1. Brush（ブラシ）ツールを使っていてブラシに変更を加えたい場合は、Tool Properties（ツールプロパティ）ビューで矢印ボタンをクリックして Brush Properties（ブラシプロパティ）ダイアログを開きます。 このダイアログで、ブラシのサイズ、シェイプ、および滑らかさをカスタマイズできます。

    ブラシを編集してテクスチャーを追加する

ヒント
  • 選択した描画ツールのサイズを素早く調整するには、 O キーを長押ししてから、描画スペースをクリックしてドラッグします。 タブレットペンを使用している場合、ペンの消しゴムの先端を使用すると、どの描画ツールを選択しているかに関わらず、Eraser（消しゴム）ツールのサイズが調整されます。
  • 描画前または描画中にシフトキーを押したままにすると、直線が描画されます。
  • スペースバーキーを押したまま直線を描くと、線の角度がロックされます。 感圧型タブレットを使用している場合は、厚さを調整するために線を重ねて描くことができます。

  • 描画前または描画中に シフトとAltキーを押したままにすると、水平または垂直の直線を描画します。

  • 描画中にCtrl (Windows/Linux)または⌘ (macOS)キーを長押しすると、描画ストロークは閉じた形状になります。

  • ストロークを描く前にAltを押し続け、既存のアートワーク付近で描画を始めると、描画ストロークの出だしがそのアートワークに繋がります。

  • ストロークの描画中にAltを押したままにして、既存のアートワークの近くで描画ストロークを終了すると、その描画ストロークの終わりがそのアートワークに接続されます。

アートワークの調整

Harmonyは、描画を調整するために複数の方法を提供します。 最後の描画ストロークを元に戻したり、描画の一部を消去したり、描画ストロークをトランスフォームまたは削除したり、描画ストロークの点やカーブを微調整したりすることができます。

  1. 次のいずれかの操作を行います。

  • トップメニューから、Edit（編集） > Undo（元に戻す）を選択します。
  • Ctrl + Z (Windows/Linux)または⌘ + Z (macOS)を押します。

  1. Tools（ツール）ツールバーで、 Eraser（消しゴム）ツールを選択するか、またはAlt + Eを押します。
  1. Drawing（描画）またはCamera（カメラ）ビューで、削除したい描画の部分に消しゴムストロークを描きます。
  1. Tools（ツール）ツールバーで Select（選択）ツールを選択するか、またはAlt + Sを押します。
  1. Camera（カメラ）ビューで、次の一つを行うことによって編集したい描画ストロークを選択します。
  • 選択するには描画ストロークをクリックします。
  • 描画ストロークをクリックしながらシフト保持すると、選択範囲に追加されます。
  • それらを同時に選択するには、描画ストロークの周りに投げ縄を描きます。

  1. 次のいずれかの操作で、選択範囲を編集します。

    • 選択したアートワークを再配置するには、それをクリックして配置したい場所にドラッグします。

      メモまた、矢印キーを使用して選択範囲を微調整し、シフトを長押しして矢印キーを押すことにより、選択範囲を早送りすることもできます。

    • 選択したアートワークを回転させるには、コントロールボックスの角にあるハンドルの１つのすぐ外側をクリックしてつかみ、回転させます。

    • 選択したアートワークを拡大縮小するには、コントロールボックスの角または端の中央にあるコントロールポイントの1つをクリックしてドラッグします。

      ヒントアートワークを拡大縮小している間、シフトキーを押したままにすることでその比率を維持することができます。

    • スキューするには、コントロールポイント間で、横または上下のセグメントを横または上下にドラッグします。

    • 削除するにはDel (Windows/Linux)またはBackspace (macOS)を押します。
  1. Tools(ツール)ツールバーで Cutter(カッター)ツールを選択するか、Alt + Tを押します。

  1. Camera（カメラ）または Dra wing（描画）ビューにて、カットしたいアートワークの周りになげなわを描きます。

    描いたなげなわ内にあるアートワークがアートワークの残りの部分から切り取られ、選択されます。

    ヒント
    • シフトを長押しし、他のなげなわを描くことで、アートワークの他の部分を選択範囲に追加することができます。
    • デフォルトでは、Cutter（カッター）ツールは現在のレイヤーでのみ機能します。 Ctrl (Windows) または⌘ (macOS)キーを長押しすることで、表示されている全てのレイヤーからアートワークをカットすることができます。

  1. アートワークを切り取ったら、Select（選択）ツールで行うようにアートワークを操作することができます。 例:

    • 選択したアートワークを動かすには、クリック＆ドラッグします。
    • 選択した領域を削除するには、 Delを押します。
    • 拡大縮小するには、選択範囲を回転またはゆがめ、選択範囲の境界ボックスの周りにあるコントロールを用います。

  1. Tools(ツール)ツールバーで Cutter(カッター)ツールを選択するか、Alt + Tを押します。
  2. Tool Properties（ツールプロパティ）ビューのCutter Tool Options（カッターツールオプション）で、Lasso（なげなわ）を選択します。

    3. Line Cutter Gesture（線カッタージェスチャー）モードが有効になります。

  3. Single Line Cutting Gesture Mode（単一線切断ジェスチャーモード）を選択します。
  4. Stage（ステージ）ビューまたはCamera（カメラ）ビューで、トリムする線の端にCutter（カッター）ツールをスイープします。

線端が消えます。

前

後

 

メモ

マウスジェスチャーが他の線に触れた場合でも、Cutter（カッター）ツールが接触した最初の線だけが消えます。

  1. Tools(ツール)ツールバーで Cutter(カッター)ツールを選択するか、Alt + Tを押します。
  2. Tool Properties（ツールプロパティ）ビューのCutter Tool Options（カッターツールオプション）で、Lasso（なげなわ）を選択します。

    3. Line Cutter Gesture（線カッタージェスチャー）モードが有効になります。

  3. Tool Properties（ツールプロパティ）ビューで、Multiple Lines Cutting Gesture Mode（複線切断ジェスチャモード）を選択します。

  4. Stage（ステージ）ビューまたはCamera（カメラ）ビューで、トリムする線の端にCutter（カッター）ツールをスイープします。

    線端が消えます。

    前

    後